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第十八章 最終キャスティング篇 ブログトップ
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映画「ストロベリーフィールズ」全キャスト決定! 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 映画ストロベリーフィールズ」のいちご四人娘らメインキャラ、以外の登場人物を紹介。

 最後の一人。夏美のお母さん役も決定した!


夏美の母・・・・・・・・・・・吉行由実!11131986.jpg

夏美の父・・・・・・・・・・・小西博之


マキの父・・・・・・・・・・・飯島大介


マキの母・・・・・・・・・・・水沢有美


京子先生・・・・・・・・・・・伊藤裕子

長塚先生・・・・・・・・・・・並木史朗


死神・・・・・・・・・・・・・奈佐健臣

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
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夏美の母を探せ!(終)大林組同窓生?  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 作品は「理由」。吉行さんの役は、峰岸徹さん演じるレストラン経営者の妻。僕は作品の撮影風景をドキュメンタリーとして記録するメイキング班。

 お互いに憧れの大林映画に初参加できた嬉しさと、第一級作品の現場に張りつめる物凄い緊張を感じながらの撮影だった。

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 そのときに吉行さんが演じた妻の役が、今回の夏美の母にダブった。で、出てもらえるかどうか? まず、直接、本人にお聞きした。

 「どんな映画ですか?」と聞かれると思ったのに、シナリオも読んでいないのにOKをくれる。

 「太田さんが撮る作品ならきっと、大林映画のような切ない系でしょう? 出る出る!」

 快く承諾。こうして大林組同窓生の2人は再び、一緒に仕事することになる。

 吉行さんなら安心。演技力。キャラ。そして、僕がもっとも影響を受けたであろう大林宣彦監督の映画のファン。

 「ストロベリーフィールズ」の世界観も問題なく、分かってくれる。こうして、最後の一人。夏美の母役も決定した。

 <つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
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夏美の母を探せ!(7)吉行由実さん 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 と、書いて来たが、実はかなり早い段階から候補者を上げていた。

 僕のことをよく知っていて、演技力があり、ファンタジーの世界観を理解している女優さん。

 吉行由実さんである。

 ホラードラマでは、白髪交じりの意地悪な祖母を演じ、舞台では女子高生までやってしまう演技派。 出演作品を上げよう。

 「D坂の殺人事件」
 「理由」

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 「大怪獣東京に現れる」
 「発狂する唇」

 吉行さんの凄さは、悲しみや苦悩の人生を送ってきたという存在感を表現できる役者さんということ。
 セリフでいくら苦労話をしても、本人からその匂いがしないと説得力に欠ける。でも、吉行さんはそこにいるだけで、全てを表現する凄い人だ。

 特に今回の役どころには、そんな力が不可欠。夏美の母親は夫を病気で亡くして以来、ショックを引きずり、娘の一人は事故で松葉杖の生活を強いられているという悲しいキャラクター

 それらの不幸を説明なしに表現できるキャラクターは誰かと考えて、吉行さんにお願いした。

 以前からよく知る女優さんで、業界の飲み会に呼ばれて行くと必ず、吉行さんがいた。

 そんなところで話をする内、お互いに大林映画ファンだと分かり、「尾道シリーズ」ネタで盛り上がった・・・。


 <つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!


     たんどぅさんのブログ=>http://ameblo.jp/4609/





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夏美の母を探せ!(6)1人1人の役柄・・ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 主人公が1人でも大変なのに、今回は6人いるといってもいい。1人1人に役柄を伝え、1人1人の演技を大切にして、1人1人の俳優の良さを引き出したい。

 そうなると本当に大変。時間がない。といって、他のキャラクターはどうでもいいかというと違って、まわりの人々が疎かになると、主人公たちも魅力が半減する。

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 そこで安心して任せられるベテランを多く起用している。

 長塚先生役には並木史朗さん。信頼できる演技力だけでなく、「ゴジラ」シリーズにも出てらっしゃるので、今回のようなファンタジーも分かってもらえる。

 マキの父親には飯島大介さん。こちらは長年のおつきあい。太田という監督を理解してくれている。

 マキの母には、「仮面ライダー」にも出ていた水沢有美さん。「シックスセンス」が大好きということもあり、ファンタジージャンルもOK。

 その延長線で考えた・・。

<つづく>

映画ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
 
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夏美の母を探せ!(5)キャスティングの条件 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 さて、キャスティング。

 これまでにもキャスティングで重要なことを書いて来た。が、単に役柄があっている。演技力がある。という点だけでもいけない。

 映画撮影というのは、本当に時間がない。

 監督は俳優とのコミニュケーション以外にも、スタッフとのやりとりがあり、自分のイメージを各パートに伝えねばならない。

 衣装、小道具、大道具、天気、ロケ場所、機材、光、音、温度、体調と、スタッフやキャスト、さらには撮影場所のいろんなことを考えて決定していく。

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 さらに今回は10代の女の子4人(佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、東亜優)が主人公。それぞれに別の人生がある。

 さらに、鉄男(波岡一喜)と春美(三船美佳)という、20代の主役ともいうべきキャラクターも出てくる。

 主人公が1人でも大変なのに、今回は6人いるといってもいい。一人一人に役柄を伝え、一人一人の演技を大切にして、一人一人の俳優の良さを引き出したい。

 そうなると本当に大変。時間がない・・・・。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
 







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夏美の母を探せ!(4)脇役にも人生がある  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 そう思って、登場人物には全て過去の物語を作ってある。

 それを映画内で全ては描かないが、それがあることで、キャラクターが生き生きとし出す。リアリティを持ち、説得力が出てくるはず。

 そんな一人が夏美の母。

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 母親役はよく、口うるさいだけのキャラとして描かれがち。なのに、ある関係者はまさにそれを言う。

 「母親役なんて、勉強しなさいと言わせておけば十分なんですよ!」

 大きな間違いだ。勉強不足としか思えない。シナリオ上でステレオタイプを描くことは、最も安易なやり方。いくら平凡に見えても人にはそれぞれ個性があり、それぞれの人生がある。

 全てを描かなくても、それを感じさせる何かを盛り込むことがドラマ作りであり、物語に深みが出てくるのである。

 また、いくら主人公を描き込んでも、脇で登場する父親や母親、教師等の人生もしっかりと描かないと物語として、レベルダウンする。

 彼らは脇役であっても、ドラマを進行させるための役であったり、主人公を説明するためのキャラであったりするだけではいけない。

 登場する人物には全て人生があるのだ。そんな訳で夏美の母にも、映画では紹介しない先のような悲しい物語がある。

 さて、それを誰に演じてもらえばいいのか? かなりむずかしい役柄といえる。


<つづく>

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夏美の母を探せ!(3)映画の前後にも人生がある 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 以上が夏美の母の役柄。

 通常、ドラマというのは、映画が始まってから登場人物に不幸が訪れたり、事件が起こったりする。

 が、僕の「ストロベリーフィールズ」の場合は、すでにそれらが起こったあとに物語が始まる。

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 というのも、よくドラマでは物語が始まるまでは、登場人物の人生がなかったかのように、事件も、悩みもなかったかのように描かれることが多い。

 分かりやすく言うと、映画で描かれた部分だけが彼らの人生で、それ以外は存在しないかのような描き方がよくされる。

 しかし、登場人物は映画で描かれる部分の前も後も、人生があり、悩みや、問題を抱えて生きているのである。

 映画で描かれるのは、彼らの人生のごく一部でしかない。それを表現したいと思った。

 そのためには、時間をかけて描かなくても、映画で見せている以前の物語や設定を感じさせたい。


<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!







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夏美の母を探せ!(2)母の孤独 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 そんなとき、東京で大学生活を送っていた娘の春美(三船美佳)が交通事故。片足をうしない故郷に戻ってくる。(写真下は夏美の母の家の撮影場所)

 続けざまの不幸に、母・冬美はさらに心痛める。

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 長女の春美は心を閉ざして、家に籠る。妹の夏美(佐津川愛美)をいじめ、人を拒否し続けた。

 夏美は相変わらず、勉強スポーツも駄目な高校生。友達もなく、8ミリカメラをまわすだけ。

 母・冬美は夫(小西博之)や幼き日の子供たちの写真を見ることで、現実を忘れようとした。幸せだった日々に浸ろうとした。

 が、結果、現在の悲しみを確認するだけとなり、未だに夫の死から立ち直れずに生活している。

 夏美の母というのは、そういう役柄である・・・。


<つづく>

映画ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!



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夏美の母を探せ!(1)母・冬美という役 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 あと残るは夏美の母役だけである。まず、役柄を紹介しよう。

 名前は冬美。運送会社で経理をしていた。そこで知り合ったトラック運転手の男性(小西博之さん扮する夏美の父)。

 不器用だが、陽気で豪快な性格に引かれる。彼の熱烈なプロポーズを受けて、結婚。2人の娘が生まれる。

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 長女が春美。次女が夏美。三女が生まれたら秋美にするつもりだった。

 長女・春美(三船美佳)は勉強スポーツも出来る優等生。鉄男や京子先生(当時は生徒)とも仲良し。

 でも、次女の夏美(佐津川愛美)はおとなしく、友達がいない。父からもらった8ミリカメラで撮影するのが趣味という変な子。

 春美が大学生になり、東京で過ごしていた頃。夫が病気で入院。癌だった。1年の内に死去。冬美はショックに打ちひしがれる。

 夫の実家が地主で、冬美も運送会社での仕事を続けていたので生活には困らなかったが、夫の死を引きずっていた。

 そんなとき、東京の春美が交通事故。片足をうしない、故郷に戻ってくる・・。


<つづく>

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映画「ストロベリーフィールズ」決定キャスト紹介・続報 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 映画ストロベリーフィールズ」のいちご四人娘らメインキャラ、以外の登場人物を紹介。
京子先生役も決まり、あとは夏美のお母さんだけ!


夏美の母・・・夫に死なれたショックを今も引きずる。


夏美の父・・・・・小西博之


マキの父・・・・飯島大介


マキの母・・・・水沢有美


京子先生・・・伊藤裕子

長塚先生・・・・並木史朗!11131986.jpg


死神・・・・・奈佐健臣

<つづく>

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長塚先生を探せ!(下)ベテラン俳優・並木史朗さん   2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 父親たちは、頑張ってきた。日本人の暮らしを豊かにした。

 でも、失ってしまったものも多い。悪意はないのに、大切なことを忘れている。

 子供たちに、伝えるべきものがあることに気づかない。そんなお父さんを長塚先生役は象徴している。

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 非常に難しい役。年齢も50歳前後。やはり、ベテラン俳優の起用を考える。

 いろんな人を検討して、まさにベテランの並木 史朗さんにお願いした。1957年生まれ、今年で48歳。

 これまでに出演した映画を上げて見る。

 「そろばんずく」(1986) 首都消失(1987)
 「ラヂオの時間」(1997年) 
  「モスラ3 キングギドラ来襲」「リング2」(1999年)
 「ゴジラ2000」(2000年)
 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)
 「半落ち」(2003年)「デビルマン」(2004年)

 今は超大作の「日本沈没」に出演中だが、間もなく撮影が終わるのでOKとのこと。メインキャラを演じる若手女優たちのまわりを、ベテランが固める構図となって行く。

 ますます、撮影が楽しみ!


<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!





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長塚先生を探せ!(上)単なる悪役ではない   2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 長塚先生は夏美(佐津川愛美)の学校の学年主任。

 規則にうるさく、生活指導にも勢力的。そんな設定だけ見ればステレオ・タイプの教師にも見える。単なる悪役と思うかもしれない。が、非常に重要な役割である。

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 彼は単なる教師というだけでなく、大人の代表でもあるのだ。夏美の母は投げやりで現実を悲観する大人。

 マキの父(飯島大介)は子供に構わない仕事一筋の大人。それに対して長塚先生は子供たちに厳しい大人である。

 でも、そこに悪意はなく、彼が人生で学んだ全てを教えようとする真面目な教育者だ。

 それは言い換えるとモーレツ社員であり、頑固オヤジ。

 そう、昭和40年代にはよくいたお父さんたちである。彼らは子供たちのために夜遅くまで働き、社会を支え、日本を発展させて来た。

 ここまで書くと、この日記を前々から読んでくれている方はもうお気づきかと思う。「日本人の心の故郷編」で書いたテーマの一端を担うのが、長塚先生なのである。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
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映画「ストロベリーフィールズ」決定キャスト紹介・続報 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 映画ストロベリーフィールズ」のいちご四人娘らメインキャラ、以外の登場人物を紹介。
京子先生役も決まり、あとは長塚先生と夏美のお母さんの2人だけ!


夏美の母・・・夫に死なれたショックを今も引きずる。


夏美の父・・・・・小西博之


マキの父・・・・飯島大介


マキの母・・・・水沢有美


京子先生・・・伊藤裕子11131986.jpg


長塚先生・・・・厳格な教師。学年主任。


死神・・・・・奈佐健臣

<つづく>

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京子先生を探せ!(17)犬神家の一族? 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 伊藤裕子さんが帽子を取るところを見ていると、まるで「犬神家の一族」で佐清(すけきよ)が白い仮面を取るシーンを見ているみたいだった。 

 ら、映画と違い怖い顔ではなく、可愛い顔だったみたいな。でも、すぐに佐清が仮面を被るように、伊藤さんも帽子を被る。それが何だか面白い。

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 伊藤さん。とてもいい。顔形がというより、存在が可愛い。

 これまでに会った女優さんやモデルさんとは、全く違うタイプ。へーこんな人がいたんだ。と感じた。

 出演作品を思い出してみる。それぞれが全然違う。役柄が強く残る。

 伊藤さんは元モデルだが、どうも女優。というより役者だと思える。日頃は言葉少なく、シャイだが、役を与えられ、台詞があると別人になる。

 京子先生は花のある可愛い女性に演じてもらいたい。そこで可愛い女優さんを探していた。伊藤さんはそれを十分に満たす。

 が、それ以上に何か京子先生という役柄を、広げてくれそうな気がする。ただ、可愛いだけでない、存在にしてくれそうな気がする。

 それが何なのか? 今はまだ分からない。でも、とても不思議な魅力がある。こんなタイプ。本当に初めて。物語を膨らませてくれるかもしれない。

 こうして、京子先生役も決定する!

  

<つづく>

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京子先生を探せ!(16)伊藤裕子さんの野球帽 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 話の間。伊藤さんは、ずっと野球帽をかぶったまま。

 昔からあるタイプの帽子ではなく、今時のつばの幅が狭い、おしゃれなキャップ。

キャップ.jpg

 ラインPの小川さんがこういう。

 「せっかくだから、帽子取ってくださいよ!」

 すると伊藤さん、もの凄く照れる。

 「えーー!」

 「そんなこといわずに。髪型も見たいし!」

 と、追い打ちをかける。伊藤さん。かなり抵抗! でも、出演が決まるかどうか?の面接で帽子取るのを嫌がる子も珍しい。

 「はずかしがってる場合か?」と言う人もいるだろう。だが、そんなとこ面白い・・。そして伊藤さん。結局、恥ずかしそうに、一瞬だけ帽子を取る。

 「やっぱ、可愛いじゃないですか?」

 小川Pがいうと、即座に拒否。

 「そんなことないですよ・・・」ともの凄く照れながら、すぐに帽子を被る。

 謙遜しているようには見えない。あんなに可愛いのに、自慢がみじんもない。人に美しさや可愛さを見せる商売のモデルであり、女優なのに、恥ずかしいというのが不思議。

 おもしろい子だ・・。



<つづく>

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京子先生を探せ!(15)シャイな女優さん 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 伊藤裕子さん。一言でいうと、とてもシャイ。

 何か親戚の幼い女の子が、初めて我が家にやってきたという感じだ。恥ずかしくて母親の後ろに隠れてしまうが、ときどき顔を出しニコニコしている子供

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 ま、伊藤さんがそんなことをした訳ではないが、印象はまさにそれ。元モデルで奇麗で、スタイルもいい。けど、そうことではなく可愛い

 質問しても、恥ずかしそうに答える。目を合わせない。言葉を探しながら、小さな声で話す。

 通常、女優さんなら「この役!私がもらいます!」と凄い気合いで来る人が多い。それは女優としての決意を感じ、プロだと思う。

 モデルさんだと、自分が美形であることを分かっているので、どこかで「私きれいでしょ」という思いが出る。

 女優さんでもそういうタイプの人はいる。逆に、見かけより演技のことに興味が強い人もいる。

 でも、伊藤さんはどのタイプとも違う。ほんと、初めて我が家に来た親戚の子のよう。そんなところに好感が持てた。

 話の間。ずっと野球帽をかぶったまま。ラインPの小川さんがこういう・・。

 
<つづく>

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京子先生を探せ!(14)男女から好かれるタイプ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 伊藤裕子さんのこと。カタギの友人たちに聞くと、皆、よく知っていた。

 女の子たちはモデルとして、そしてドラマで見て知っているという。話を聞くと、ああなりたいという憧れるタイプのようだ。

 男性には人気あるが、女性が嫌うタイプもあるが、伊藤さんは女性に好かれる女性タイプだろう。

 逆に、そのタイプは男性には人気がないことが多い。が、30代の男どもに聞いても人気があった。「僕、伊藤裕子さん好きなんですよ」と何人もいう。

 古い言い方をすれば「彼女にしたい女優ナンバー1」みたいな。

 知名度もあり、男女共、大人に人気があった。これはいいかもしれない。そして御本人と面会!

 場所は製作会社の応接室。

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 元モデルと聞いていたので、こんな感じの人かなあ。と今までにお会いしたモデルさんを思い出していた。

 ら、全然、イメージが違った・・・。



<つづく>

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京子先生を探せ!(13)女優とモデル 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 モデルさんは黙っていると美形で可愛く、絵になる。が、しゃべると、大変。単なるアホ!失礼、あまり何も考えていない人がいる。

 いや、これも先入観で、普通の子ならどうってことないが、美形の女性はどうしても賢そうに見える。だから、しゃべると、余計にえーーー!と思う。ギャップが大きいのだ。

新宿ラブ.jpg

 また、あまりにきれいなので、可愛がられて育ち。あまり苦労しないで、お嬢様のまま育ったということもあるかもしれない。

 僕の経験からは、そんな子が結構多かった。それ以来、モデルというと、んーーーーーという思いがある。個人的な思いだと思うが・・。

 女優という仕事。一般的には奇麗であることが第1条件と思われがち。だが、バカではできない仕事。賢くないとできない。
 奇麗なだけのモデルでは、女優への転身は難しい。

 が、その女優さんでも、問題がある人が多い。テレビ・ドラマのように、演じたシーンをすぐその場で、モニターチェックするスタジオでよく思うこと。

 大型モニターを囲んでスタッフが、俳優が撮影したばかりのシーンの見ている。と、一部の女優さんは、自分の演技ではなく、「いかに自分が美しく映っているか?」のみを気にして見ていることがある。

 へんな顔になってないか? シワが出てないか? しっかりと顔が映っているか? そんなことばかり気にして、演技は二の次。

 とにかく自分が美しいことをアピールしたくて溜まらないようだ。そんな人が意外といる。女優というより、モデルの価値観(モデルなら美しく映ることが一番大切というのも分かる)だ。
 
 そんな経験があるので、美しさを売り物とするモデルという職業出身というと、不安になる・・・。


<つづく>

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京子先生を探せ!(12)カラオケ・ビデオ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 カラオケビデオ。あれは台詞がない。あったら歌の邪魔になるので、当然ない。でも、出演者は、歩いたり、走ったり、彼氏と戯れたり、キスしたり、演技が必要。

 映画と同じように、監督がいて、カメラマンがいて、照明部がいて撮影する。女優業を始めるに当たって、とてもいい勉強だ。

ヤギ撮影B&W.jpg

 だから、モデルのギャラより安くても、出演する。実習だと思えばOK。

 製作サイドから見ても、見栄えのするモデルさんが出てくれる。さほど難しい演技は必要ない。ギャラも安くて済む。

 両者ともにメリットがあり、カラオケ・ビデオにはモデルさんがよく出演する。

 もう、かなり昔になるが、僕もそんな現場でADを何本もやった。

 ADというのは、アシスタント・ディクレターの頭文字を取った言い方。映画の場合は助監督というが、ドラマの場合はADと呼ばれる。

 そしてカラオケビデオの場合は、映画のような大人数ではなく、せいぜい5人くらいのスタッフで撮影される。

 ADはほぼ雑用係。何でもやらないといけない。女優さんを駅まで迎えに行く。ジュースを買ってくる。弁当を配る。何でもやった。

 そのときも、やはり女優よりモデルさんが多かった・・・。

<つづく>

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京子先生を探せ!(11)モデルとカラオケ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 モデル出身の女優さん。というと僕は個人的に不安になる。本来はそんなことないのだろうが、過去にこんな経験がある・・・。

 昔々、カラオケビデオ(カラオケボックステレビで流れるあれ)の撮影スタッフの仕事をしていた。

 ドラマ仕立てのもので、湘南をデートしたり、ドライブしたりするラブストーリーの一場面のような映像を撮影する。

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 でも、その手のビデオの製作費は超安くて、有名俳優は出てくれない。

 といって、ビジュアルが大切なので、あまりにぶさいく・・・いや、個性的な子を出すのもカラオケ・ビデオには相応しくない。

 歌う人がドラマの世界に入り込み、酔いしれて歌える配慮が必要だ。

 そこで起用されるのがモデルさん。彼女たちの多くは「次は俳優に転身!」という思いが強い。所属事務所もそれを狙う。

 が、なかなか、転身はむずかしい。スチールの世界と動画の世界は、表現法が根本から違う。

 そこで目を付けたのが、カラオケ・ビデオである・・・。

<つづく>

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京子先生を探せ!(10)「古畑任三郎」? 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 調べると、女性歯科医が犯人のもの。取り調べで、犯行時には古畑任三郎の治療をしていたことを主張。アリバイにする事件。

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 主人公である古畑が、証人となってしまうおもしろいパターン。かなりよく覚えていた。犯人以外のキャラクターも覚えている。でも、伊藤さんはどこに出てたのか?

 そう思って見直す。と、すぐに発見。何と、犯人である歯科医の助手だった。

 完全に覚えている。なのに、この人が伊藤さんだと気づかなかった。僕は「助手の人」という思いで見ていたのである。

 伊藤さんのようなきれいな人なら、凄く印象に残る。なのに、役の印象の方が強く残る。他の作品でもそうだった。

 つまり、俳優が演じていると思えば、俳優の印象が強く残る。でも、ドラマとして見ていれば、役のイメージが残る。

 伊藤さんの演技は毎回、違うパターン。俳優であることを忘れさえ、役として印象を残すのだ。これは凄いこと。

 さあ、そんな伊藤裕子さんとお会いする!


<つづく>

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京子先生を探せ!(9)モデルと女優の間・・ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 つまりどういうことか? 毎回、別のキャラクターを演じ分けているということ。

 同じ俳優だと気づかないほど、役がアピールされているということである。でも、でも、伊藤さんはモデル出身では?

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 一般的に言われることだが、モデル出身の俳優は見た目はいい。が、演技力があまりないような気がする。

 ま、それは当然のことで、動かないスチール写真を撮られることがメインの仕事のモデル業と、台詞があり、動くことで観客に何かを伝える俳優業は、基本的に別ものなのだ。

 簡単に転職できるものではない。なのに、そのパターンは多い。

 だから、モデル出身の人が出ていると、毎回同じように見えることが多い。何に出てもきれいなだけの人という印象がある。

 にも関わらず、伊藤裕子さんはモデル出身とは思えない。プロフィールに「古畑任三郎」と書かれてあったので、これもチェック

 僕は「刑事コロンボ」好きなので、「古畑」も全部見ている。

 が、伊藤さんが出ていたのを思い出せない。が、エピソードが分かれば物語は思い出す・・。


<つづく>

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京子先生を探せ!(8)伊藤裕子さん 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 さまざまな女優さんを候補に上げた。何人も面接し、お話を聞いた。

 その結果、最終的にお願いしたのは、伊藤裕子さんである。

 JJのモデルとしてデビュー。1997年ドラマ「ひとつ屋根の下2」で初出演。その他の作品タイトルを上げてみる。まずはテレビドラマ。

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成田離婚」(1997年)「ブラザーズ」(1998年)「ひとりぼっちの君に」(1998年)「古畑任三郎」(1999年)「あぶない放課後」(1999年)「ここでキスして」(1999年)「小市民ケーン」(1999年)

 そして出演した映画

「ゴト師株式会社ルーキーズ」(1999年)「メッセンジャー」(1999年)「星に願いを」(2002年)

 以上の作品。すでに見たものが結構あったが、申し訳ないことに伊藤さんの印象がなかった。そこで、何本かをもう一度見直してみる。

 分かったのは、どの役柄もかなり違うもの。僕は「あの女優さんが出ている」とは見ず、完全に役柄として見ていたのである。

 これはどういうことか? 凄いことなのだ。


<つづく>

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京子先生を探せ!(7)グラビア・アイドルは駄目? 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 ブスで、デブの先生でも、成り立たないことはないが、花のある素敵な先生にしたい。

 そうなると、グラビア・アイドルか? という声も出た。現在、雑誌テレビ等で活躍中のグラビア・アイドルからも出演希望が来ている。
 スタッフにはその子のファンもいて、「一緒に仕事できたらいいなあ〜」と言う。

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 でも、グラビア・アイドルは違う。京子先生役はただ、可愛いだけでは駄目。芝居の出来る人にお願いしたい。
 アイドル映画であれば、皆、美形というだけでも成立できる。が、今回は10代の女の子がメインとはいえ、アイドル映画にはならないことがテーマのひとつ。

 物語を見せることが第一。そのために谷村美月のような演技派の天才少女を起用したのである。
 脇役も渋めの演技派を選ぶようにしている。そんな中で、京子先生で演技力のないグラビア・アイドルでは浮いてしまう。

 また、そこからドラマが壊れることもあり得る。そう考えると、京子先生は可愛くて、花があり、演技ができる女優さんでなくてはならない。

 なかなか、むずかしい注文となる・・・。


<つづく>

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京子先生を探せ!(6)可愛い存在 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 キャスティングで大切なのは、役のイメージに合うかどうかだけではない。

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 映画リアリティの追求も重要。だが、女性出演者の全員が可愛くない子というのでは、男性客が失望する。

 男性出演者の全員が三枚目というのも同じ。映画は物語を楽しむのと同時に、カッコいい役者さん、可愛い女優さんを大画面で見られるのも楽しみ。

 もし、リアリティ追求が全てであれば、ドキュメンタリーを見ているのと変わらなくなる。それこそ映画を見ないで現実を見ていれば、それは全てリアルである。

 映画にはある程度の現実感を求めながらも、やはり夢の部分。あこがれの部分が大切。
 
 そうなると、明るくて可愛い20代がドラマとしてほしい。その役割こそが、京子先生なのだ・・・。


<つづく>

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京子先生を探せ!(5)対比によるキャラ表現 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 京子先生のイメージ。

 明るさ。かわいさ。それがまず大事。というのも、個として、京子役を見るのではなく、映画としてのバランスを見る必要がある。

 今回の映画「ストロベリーフィールズ」には、2人の20代後半女性が登場する。

 一人が京子先生。もう一人が主人公・夏美の姉。春美。そちらはすでに、三船美佳さんにお願いしている。役柄は暗く、妹を憎悪している役柄。

 本来、三船美佳さんは可愛くて、美形。とても素敵な人。だが、あえて今回はダークな性格を演じてもらう。
 バラエティで演じる無邪気で、可愛いキャラではない。その辺をかなり大胆に演じてくれそうな予感がある。

 そうなると、もう一方の京子先生は明るく、さわやかであるべき。2人が対比されることで、それぞれのキャラもより明確になる。また、そこにそれぞれの人生が浮き彫りされる。

 そう考えると、京子先生のイメージは決まって来る。が、これはキャスティングのために考えたことではなく、シナリオ段階ですでに決めていたこと。

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 同じような性格、キャラの登場人物が出てくることは、観客を混乱させるし、テーマを描いて行く上でも無意味になりがち。

 同世代で同性だが、別の性格、別のキャラクターの人物が登場することで、ドラマ内の世界観も広がり、対比によりさまざまなものが浮き彫りにされる。

 さて、ここまで整理すると、あとは実際に女優さんを探すだけだ。

 送られて来た膨大なプロフィール全てに目を通し、その他、テレビ映画で活躍する方々もチェックして、京子先生を探した・・・・。


<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!




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京子先生を探せ!(4)女優業の苦難  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 知り合いの女優さんは続ける。

 「グアラビアやっている子も、いつまでも水着で勝負できないので、20代後半からは女優に転職という人が多い。
 なのに、その年代は役は少ないし、ドラマ自体も少ない。余計に競争率が高くなる。本当に大変なんです・・」

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 なるほど、そういう苦労があるのだ。監督業はデビューするまでに、凄く時間がかかり、僕の初監督も30代だった。
 それに比べて俳優は10代から主役を演じることができし、いいよなあと考えたこともある。が、改めて話しを聞くと、なかなか大変。

 高く積み上げられたプロフィールの山が、それを物語っている。その中から、最適な女優さんを選ぶ。彼女たちにとって、未来を左右するかもしれない選択。
 Aさんを選べば、Bさんの未来が変わるかもしれない。Bさんを選べば、Aさんの将来が壊れるかもしれない。

 そんな運命を賭けた戦いがオーディションであり、キャスティング

 慎重に、心して選ばねばならない・・・。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!


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京子先生を探せ!(3)希望者殺到!  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 京子先生役への応募は、驚くほどあった!

芸能プロダクションから送られて来たプロフィール。製作会社のデスクの上に積み上げられていた・・・。

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 俳優事務所のスタッフが「ストロベリーフィールズ」のシナリオ読み、ぜひ、この役をうちの**に演じさせたいと思えば、俳優の履歴書を送ってくる。

 シナリオは非常に好評で、どの役も多くの応募がある。が、裕子先生役は異常に多い。プロフィールを見ると、有名女優やグラビア・アイドルのものも多い。

 いちご4人娘以外では、一番人気だ。

 しかし、京子先生は重要な役ではあるが、主役ではない。なぜ、ここまで応募が多いのか?気になった。そんなことをある女優さんに話すと、教えてくれた。

 「女優は10代の内は青春ものとか、学校もので、いろんな需要があるんです。20代になると、OL役とかの仕事が多くなる。

 でも、OLが出てくるドラマ映画って、そんなないんですよ。20代後半になると急激に仕事が減り、競争率が高くなるんです。

 これが20代後半から30代になると、さらに激減。その辺で女優をやめて結婚する子が多くなるんです。

 でも、さらにがんばって30代から40代になると、こんどは母親役というのが少し出てくる。
 
 女優って10代から仕事ができるし、その頃にスポットライトを浴びた子でも、20代、30代と第1線で女優を続けるのは本当にむずかしいんです」


<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!



 
 
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京子先生を探せ!(2)「ど根性ガエル」? 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 ただ、職場で、人間関係で、さまざまな葛藤があり、次第に10代の気持ちを忘れて行く存在でもある。

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 幽霊になって帰ってきたマキたちの姿も見えないし。それを主張する夏美を信じることもできない。

 でも、単純に「幽霊なんていない!」と上から押し付けるようにして、夏美を傷つけるようなこともできない繊細さを持つグループ。

 そんな年齢層であり、学校側の一員。そして女性というのが京子先生役。

 最終稿では生かされていないが、実は鉄男(波岡一喜)と、春美(三船美佳)と、京子先生の3人は同級生だったという設定もある。

 京子先生の名前は、ご存知「ど根性ガエル」に登場する先生から頂いた。

 さて、そんな京子先生を誰に演じてもらえばいいのか?

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!

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京子先生を探せ!(1)その役割?  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 次に決めるのは、夏美が通う高校で働く京子先生。

 20代後半で、生徒たちへの理解があり、人気もある。

 でも、学年主任でうるさ型の長塚先生や鮭山先生がいると、気にしてナーバスになってしまうという先生役だ。

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 鉄男(波岡一喜)、春美(三船美佳)と共に、20代のキャラクター

 子供組である夏美(佐津川愛美)、マキ(谷村美月)、理沙(芳賀優里亜)、美香(東亜優)と、

 大人組・長塚先生、鮭山先生、夏美の母、ら

 との間に位置する存在。両方の気持ちが分かる立場である。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!  


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