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第10章 メイキング監督篇 ブログトップ

忘年会?Ⅱ /2003年12月中旬 [第10章 メイキング監督篇]

 思い出すのは「業界の底辺」と言われたあの映像会社で、仕事をしていたときのこと・・・。

 あのまま、あの会社を中心に仕事をしていたら、こんな多くの人と知り合う機会はなかっただろう。それを考えると、飛び出し、行動してよかったと思う。

 「ストロベリーフィールズ」はまだ形になっていないが、いや、形どころかスタート地点に戻った感もある。それでも、その関係でいろんな仕事ができた。

 やはり、与えられることだけやっていては、何も始まらず、どこにも広がらないということなのだ・・。

 さて、間もなく始まる忘年会シリーズ。

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  何といっても営業の機会!? そこでいろんな人と知り合える。いろんな業界情報も聞ける。がんばって出席するぞ!(つづく)


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忘年会? /2003年12月中旬 [第10章 メイキング監督篇]

  メイキング編集が始まるまで日があれば、「ストロベリー」の営業を再開しようと考える。が、すでに12月中旬。どの会社も師走でバタバタ。

 こんなときに訪ねても、まともに対応してもらえない。その上、年が明けると前の年のことは忘れてしまうだろう。
 来年になればD社も「考える」といっているし、年末は来年の準備をすることにする。

 そう思っていたら、次々に忘年会のお知らせをもらった。

 この2年間の「ストロベリー」活動で知り合った人。今年、仕事をした仲間等からで、凄い数。例年は学生時代からの友人と飲む程度だったのに!

 思い出すのは2年前。業界の底辺と言われた映像会社で、仕事をしていたときのことだ・・・。(つづく)


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メイキング撮影後のこと /2003年12月 [第10章 メイキング監督篇]

 映画は撮影が終わると、ほとんどの技術スタッフの仕事は終了。次の段階は監督と編集者でフィルムを編集する。

 メイキングも同じ。撮影したものを編集せねばならない。まだ、仕事は終わってないのだ。

 撮影終了後。さすがに数日は呆然として過ごした。通常の倍以上の時間を寝た。あまりにも凄すぎる映画体験をしたから・・。

 ようやく日常に戻る。メイキングの編集を考えた。僕もコンピューター編集もできるが、もしかしたら別の人がやる可能性もある。
 そのために「どのテープにいつの撮影が収録されているか?」を書き出した一覧表を作る。

 結局、まわしたテープは70本余り。再生すると70時間を越える。寝ずに見ても3日近くかかる計算。編集も大変になりそうだ。(つづく)


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黒澤組照明部 /2003年12月 [第10章 メイキング監督篇]

 これで本編の撮影は完全終了。撤収待ちの間に照明部技師の佐野武治さんのインタビューも撮らせて頂く。

 この方は黒澤組で何度もお仕事された超ベテラン。「影武者」「乱」「夢」と黒澤明監督の後期の作品を担当されている。

 当時の話を聞かせてもらい感動! もう仕事なのか? 勉強なのか? ということが今回何度もあったが、最後の最後にまた凄い方から話を伺えた。

 そのあと、建物の外に出ると、夕陽があまりにキレイ。即、撮影。メイキングも撮影風景だけでなく、季節感やまわりの情景を入れると奥行きが出るのだ。
 特に今回は監督からも、その手の絵を「たくさん撮っておいてほしい」と注文がある。

 川辺の撮影中にも「あの船を撮っておいてほしい」と頼まれて、堤防に上がってカメラをまわした。ビデオで撮ったものをどう使うのだろう?(つづく)


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クランクアップ後の撮影 /2003年12月6日 [第10章 メイキング監督篇]

 クランクアップしたあとも昨日、本日と撮影。100人近くいたスタッフは解散してメインスタッフが10数人だけ残り、小物撮りをする。

 弁護士事務所の扉とか、俳優がいなくても撮れるものを撮影。俳優のいるときは、俳優の芝居に時間をかける。

 扉とか看板とか、あとでスタジオで撮れるものは、あとで撮ることで時間を有効に使うのである。

 本日は少し遠くまで行き、特撮合成部分を撮影。俳優は加瀬亮君。この日。インタビューさせてもらった。若いがとても素敵な俳優。今後が楽しみだ。(つづく)

 

 


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「理由」クランクアップ /2003年12月3日 [第10章 メイキング監督篇]

 本日、映画「理由」の撮影がクランクアップ! 

 最終日は舞台とメインとなる高層マンション・バンダール北千住として使われたビルの撮影だった。

 1か月少々。本当に長く、大変な日々だった。初めての大林組。初めての一流ベテラン・スタッフ。初めてのベテラン有名俳優。と初めてずくしの連続。
 何よりも長年憧れていた巨匠が、演出する姿を目の前で見られたことは凄かった。

 本当にいろいろなことがあり、言葉にできない。いずれこのメイキングは映画公開後、DVDが発売されたときに特典映像として収録されるはず。ぜひそちらを見てほしい。(つづく)

 


タグ:理由
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東宝スタジオ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 映画会社のいくつかはスタジオ持っている。大映、日活は調布。東映は大泉。この内の2つでは仕事をしたことがある。大映は仕事ではないが見学したことがあり、行ったことがないのは、成城にある東宝スタジオだけだった。

 今回の「理由」はその東宝スタジオでの撮影が何日もあるので、楽しみにしていた。何といっても、そこで「七人の侍」「ゴジラ」等の名作が作られ、大林監督の「HOUSE/ハウス」も撮影されているからである。

 日本映画の黄金期。黒澤明、本多猪四郎、市川崑、岡本喜八等の日本映画史に残る監督たちが、ここでさまざまな作品を撮ったのだと思うと、嬉しくなってしまう。

 が、「ゴジラ」シリーズ等に使った巨大なプールは、少し前に取り壊されたとのこと。見る事ができず残念。(つづく) 


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メイキングは監督への道Ⅱ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 映画技法には基本はあるが、決まりはない。それぞれの監督が独自の方法論を編み出して表現していくのだ。そのためにはまず先駆者の仕事から学ぶことが大事。

 多くのハリウッド監督たちは、過去の巨匠たち。ヒッチコックや黒澤明の作品から学んでいる。
 スピルバーグはヒッチコック監督が「ファミリープロット」を撮影しているときに、そっとスタジオに忍び込み、演出を見ていたという。

 ルーカスやコッポラは、黒澤監督の「影武者」の撮影を見学。皆、巨匠たちのテクニックや映画術を学んでいる。

 彼らは本当にカメラや照明に詳しく、その知識と技術を駆使して魅力ある映像を作り出しているのだ。

 いくら素晴らしいテーマがあっても、面白い脚本があっても、それをどう映像で表現するか?が監督の力量。

 そのためには映像表現術を磨き、自分なりの方法論を持たねばならない。そんな意味で僕にとって今回の大林組参加は、またとない機会なのだ!(つづく)




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メイキングは監督への道? /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 というのも、最近、不安に思っていたことがあるからだ。この2年。「ストロベリーフィールズ」を映画化するための、製作費集めの営業を続けている。

 ほとんどの時間をそれに取られながら、資料作り、製作費の内訳、経費の詳細、ギャラ、交通費、企画会議の仕組みなども勉強。でも、それはプロデュサーになるための勉強だ。

 本来、僕は監督。でも、まだまだ新人であり、勉強不足。もっと、もっと勉強が必要なのだが、この2年。まるでそんな時間がなかった。

 悲しみを描くには何が必要か? どんな手法が効果的か? そのためのカメラポジションは? 照明は? 録音は? それが演出。
 
 演技指導だけが、監督の仕事ではない・・・。(つづく)


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メイキングを監督した巨匠たちⅢ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 今回、僕が参加させてもらった「理由」の大林監督も、実はメイキングを監督されている。

 黒澤明監督の「夢」のメイキング。巨匠が巨匠のメイキング撮るなんて、豪華な企画。

 こちらはもうメイキングというより、大林映画としての1本になっている。ドキュメンタリーというより、純文学な作品。

 大林監督の本を読むと、黒澤組の現場で学んだことが書かれていた。その大林監督の現場で、今度は僕がメイキングを撮影。さまざまなことを学ばせてもらっている。

 一瞬たりとも目を放さず、いろんなことを吸収せねば!(つづく)

 


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メイキングを監督した巨匠たちⅡ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 「インディ・ジョーンズ」シリーズ。「ジュラシック・パーク」のスピルバーグ監督も実はメイキングを監督したことがある。

 1980年に公開された「1941」の撮影現場でのこと。休憩時間になると、スピルバーグは8ミリカメラを持ち出して、スタッフやキャストにインタビューをしてまわったという。

 セットをくまなく撮影。監督自らメイキングを監督した。休憩時間なんだから休めばいいのに、その辺がスピルバーグ。その映像は「1941」のレーザーディスクに収録されている。

 僕は見ていないがDVDになるときに、特典映像として見れることを期待している。

 ちなみに巨匠では全然ないが、僕の撮ったメイキングもレンタルビデオ店でまだ残っているところがあるので、よければ見てほしい。

 「ルーズソックス日記」「死びとの恋わずらい・メイキング」等がある。(つづく)


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メイキングを監督した巨匠たち /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 伊丹十三監督の映画をメイキングを撮っていたのが、今やヒットメーカー、「shall we dance?!」「シコふんじゃった」の周防正行監督である。

 彼が撮った「マルサの女をマルサする」は抜群に面白い。それまでのメイキングはどちらかというとアイドル・ビデオに近く、主演する若手女優のオフショットを撮ったものが多かった。
 
(アメリカでは1970年代頃から大作映画では必ずメイキングが撮られていた。が、日本でメイキングを撮られ出したのは、角川映画の「天国にいちばん近い島」や「Wの悲劇」の辺りではないだろか?

  当然、中身は原田知世や薬師丸ひろ子のアイドルビデオ。でも、当時、撮影現場を映像で見られる機会は少なく、興味深く見たものです)

 が、周防監督が撮ったそのメイキングはまさに映画作りの教科書であり、伊丹監督の演出の秘密が満載されていた。
 面白いメイキングを作る監督はやはり、ドラマを撮っても面白い。(つづく)


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メイキングは勉強になる? /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 逆にいうと、メイキングを担当することで、その辺のことが全て見えてくるのである。カメラマンはどんな動きをするか? 監督はどのようなポジションに立ち、どんな指示をするか? 照明部は? 録音部は?

 俳優は撮影前にどんな心理状態か? 撮影あとは? 休憩中は? 時間あるときは何をしているのか? スタッフは? カメラマンは? その全てを見ることができるので、メイキングはすっごく勉強になる!

 昔の監督はその辺のことを、助監督を経験することで学んだ。いくら映画の本を読んでもなかなか分からない部分なので、実際に経験することが重要。

 でも、僕の場合は助監督は1本しかしていない。その代わりにメイキングを担当することで、現場を勉強して来たような気がする。(つづく)
 
 


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メイキングは大変? /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 以上、メイキングを撮るときの注意点を書いてみたが、気付くことがあるだろう。

 メイキングを撮影するには、映画撮影の進行と、監督の意図&個性、俳優のタイプ&心理状態、スタッフの動きの全てを把握した上で、どうアプローチして、その全貌を記録するか?が問われるのである。

 これは何かというと、ドラマを撮るのと同じ発想ということ。まさに監督としての能力を発揮できるか?どうか?なのだ。

 映画撮影のあらゆることを知らないと対応できない。光、音、俳優、カメラ、演出、撮影現場の流れ、スタッフの動き、心理まで把握していなければならない。
 とんでもなく大変なポジションである・・・。でも・・・!

(つづく)





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メイキング・注意点 /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 メイキングで、大切なのは本編の撮影の邪魔をしないこと。カメラの前を通ったり、カメラに写ってしまったらアウト!
  また、カメラ・ポジションはスタッフの邪魔にならないところを、選ばなければならない。といって全く邪魔にならない場所からは、いい絵が撮れない。そこが難しいところ。

 そのためには、シナリオを読み込み、監督の個性を理解し、スケジュール表を把握、次に撮影されるシーンの本編のカメラポジションを事前に予想する。そこから撮られる映像を想像。

 その撮影風景を見せるのに、一番適した場所を探す。同時にそこにいても、他のスタッフの邪魔にならないポイントを、撮影前に察知。早めにその場所に入りカメラを構えることが大事なのだ。

 本編のカメラ、照明、等が全てセッティングされてから動いたのでは、もうその場所には入れないこともあるのだ。先を読んで行動しないと、肝心なシーンを撮影できないことになる・・・。(つづく)


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メイキング・インタビューの注意点Ⅱ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 入れ込むタイプの俳優さんの場合は、撮影に入ると戦闘態勢に入り、近寄れなくなる人もいる。そんな人の場合は、撮影初日にインタビュー。

 逆に「全部終わってからが、安心して答えられる」という俳優もいる。でも、終わると実感がなくなり、現場での苦労が言葉に出なくなる人もいる。

 その俳優の性格やタイプに合わせて、一番リアルな言葉を引き出せるタイミングを狙うことも大切。

 以上の点を検討して、インタビューをお願いせねばならない。音に関しては、そんな要因も含めて考える必要がある。結構大変でしょう?(つづく)


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メイキング・インタビューの注意点Ⅰ /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 撮影中に俳優さんに「別の場所へ移動してほしい」なんて言ってはいけない。
 インタビューの間に出番が来てしまうと、本編の撮影がストップしてしまうからだ。

 また、マネージャーのガードが固く。「そんなことは、事前に言っておいてもらわないと!」と叱られることもある。さらに、以下のことにも注意する。

 その俳優の出番が何日あり、どの日の撮影が比較的楽か?

 どのシーンの撮影場所がノイズが少ないか? 

 新人ならどの撮影何日目で、現場に慣れ余裕が出てくるか?

 その日の体調はどうか? 調子が悪いときには芝居だけで精一杯。俳優さんはもの凄く繊細な方が多い。

 おまけに、もの凄く神経を使う仕事。インタビューひとつでも、凄いプレッシャーをかけることになるので、お願いするタイミングは慎重に考える。

 さらに・・・。

(まだまだ、つづく)


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メイキング・「音」について /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 人間の耳は優秀なので、さまざまな雑音の中でも相手の声を聞き取る。

 が、マイクというのは、基本的にまわりの音を同等に録音してしまう。おまけにメイキングは、ドラマの撮影のように録音班がいない。カメラについたマイクで、音を拾うことがほとんど。

 そのため、スタジオの片隅で俳優のインタビューしたが、あとで再生すると、まわりのノイズで相手の声が聞き取れないということがある。

 と言って、静かな場所へ俳優さんに移動してもらい、インタビューするのも大変。1秒を惜しむ撮影現場。時間が取れないことが多い。

 また、現場で「一言下さい」というのはまだ出来るが、インタビューということになると、さらに大変なことが増えるのだ!例えば・・・。(つづく)

 


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メイキングについて・光 /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 インタビューで気をつけねばならないのは音と光。

 光はご存知の通り。最近のビデオカメラは優秀なので暗闇にも強くなっているが、
やはり光は意識して撮影する。

 基本的にメイキングカメラ用のライトはない。映画撮影ように焚かれたライトの光を利用して撮影する。

 が、それをうまく使わないと、女優さんの顔が凄く怖く写ってしまったりする。ドキュメンタリーとはいえ、それはまずい。やはり、女優さんはきれいに撮ることは大切。

 ただ、明るく撮れば見易いが、そればかりだと絵として退屈してくる。なので、
わざと逆光で撮り影絵のような映像を作ったりして、アクセントを付けたりもする。

 また、白熱球と蛍光灯は目で見ると似ような光を発するが、ビデオで撮ると全然色が違うので、そのたびにカメラを調整しないと上がりを見て、ビックリということになる!(つづく)
 


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メイキングって何?Ⅱ  /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 メイキング班は通常1人。自分でカメラをまわし、自分で演出する。

 演出といってもドキュメンタリーなので、被写体に対して指示するのではなく、カメラ位置を決めたり、タイミングをみたりということ。

 基本的には撮影風景を撮影するが、俳優やスタッフへのインタビューもする。そうやって、映画がいかにして作られて行くか?を紹介するのが基本。

 他にはアイドル女優が出ているときは、「映画」の作られ方よりも、そのアイドルの素顔や苦労、葛藤などに焦点を当てる。

 映画ファンには先の方法論が喜ばれるが、アイドルメインの映画だと、ファンが彼女たちの素顔を見たがる。

 その作品の観客がどんな人たちなのか? も頭に入れてメイキングを撮ることが大切。さらに・・。(つづく)


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メイキングって何? /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 映画ファンの方はご存知と思うが、「メイキング」というのは映画の舞台裏を記録したドキュメンタリーのこと。

 DVD等に「特典映像」として付いているアレである。俳優がインタビューに答えたり、あのシーンはこうして撮影された・・等のことを映像で記録したもの。
 単に映画を楽しむだけでなく、映画の作られ方まで面白く見ることができる。

 僕が監督業をスタートさせたのも、最初はメイキングだった。先輩監督の映画の舞台裏を撮影。監督した。

 これが好評で、次にはモーニング娘。のテレビドラマ「太陽娘と海」のメイキングを担当。  10948579.jpg

 さらにモーニング娘。の映画「モーニング刑事/抱いてhold on me」にも参加。メイキングを撮影した。

 あと何本かの映画でもメイキングを担当している。その後はドラマを監督することが多くなった。

 が、今回の「理由」で久々のメイキング! その難しさ、楽しさについて書いてみる・・・。(つづく)


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「理由」撮影中! /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

映画「理由」は10月下旬に東京でクランクイン。

 数カ所の撮影の後、長野ロケへ。

 11月6日に東京に戻り、撮影続行。

 11月12日からは東宝スタジオでセット撮影開始。

 11月28日でスタジオ撮影を終える。

 (つづく)


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「理由」キャスト紹介/2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 僕がメイキング・パートとして参加する映画「理由」。その出演者を紹介する。

 村田雄浩 寺島咲 岸部一徳 大和田伸也 久本雅美 宝生舞 松田美由紀

 赤座美代子 風吹ジュン 山田辰夫 渡辺裕之 柄本明 渡辺えり子 菅井きん

 小林聡美 古手川祐子 加瀬亮 厚木拓郎 左時枝 細山田隆人 ベンガル 伊藤歩

  立川談志 南田洋子 石橋蓮司 麿赤兒 小林稔侍 宮崎将 宮崎あおい 永六輔

 勝野洋 片岡鶴太郎 根岸季衣 入江若葉 嶋田久作 峰岸徹 裕木奈江 中江有里 

 山本晋也 吉行由実

 もの凄く豪華な俳優陣である。この面々が毎日入れ替わり立ち代わり出演!

 さらに凄いのが、この映画は原作通りに主人公がいない。或いは全員が主人公である。一体、どのような映画になるのか? 憧れの大林組での撮影が始まった!(つづく)


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映画「理由」に参加! /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]

 本日より、大林宣彦監督の新作映画「理由」に、メイキング・スタッフとして参加する。

 原作は直木賞受賞の宮部みゆき。僕も彼女の小説は好きで、ほとんど読んでいる。「理由」も発売当時に読んだ。
 今までのミステリーとは全く違うスタイルで、鋭く現代社会を抉った傑作。

 200人を越える登場人物。主人公のいないストーリー展開。映画化のむずかしい作品である。
 にも関わらず多くの映画、テレビ関係者がドラマ化を熱望した。が、原作者は頑くなに拒否し続けたという。

 それが今回、「あの大林監督なら!」ということで、映画化が実現。撮影が開始された。製作費も億単位の超大作である。

 出演者は現代の日本映画界におけるオールスターキャストというべき、豪華な面々。紹介する!(つづく)


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依頼の意味Ⅲ /2003年10月下旬 [第10章 メイキング監督篇]

 想像もしなかった勉強のチャンスをもらえたことの驚き。監督の思いやりと声援を噛み締めながら、帰りの電車に乗った。

 先日の田辺訪問で全てが振り出しに戻り、協力してくれる人もなくし、もうダメかもしれない・・と思えていた。どう考えても、今の状況を打破する方法は思いつかなかった。

 なのに、ドラマもビックリな展開が待っていた。諦めずにがんばっていれば、誰か応援してくれる人が現れる。必ず、斬り抜けて行ける。そう痛感した1日だった・・。

 これからの1か月。監督からの応援に応えるべく、現場で出来る限りのことを経験し、学び、それを「ストロベリーフィールズ」に生かして見せる! (つづく)


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依頼の意味Ⅱ /2003年10月下旬 [第10章 メイキング監督篇]

 今や日本を代表する映画監督の、撮影現場を体験できることの凄さ。見学できるだけでもラッキーなのだ。

 それがメイキングというのは、さまざまなパートを自由に見ることができる立場。特等席で、現場の全てを見る事ができるポジションである。

 どんな映画本を読むより、どこの映画学校に行くより、勉強になる。映画は活字や映像だけでは学べない。現場こそが最高の場なのだ。そのチャンスをもらえたのである。

 この2年。映画会社を営業して無名で新人であることで、数々の屈辱的な経験をしてきた。でも、その無名で新人の僕に、昔から憧れていた大監督が手を差し伸べてくれたのである・・・。(つづく)


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依頼の意味Ⅰ /2003年10月下旬 [第10章 メイキング監督篇]

 それにしても、なぜ、監督は僕なんかにメイキングを依頼してくれたのだろうか? 思い当たることはある。でも、そのこと、事務所のある方が教えてくれた。

 「監督は前回、太田君と会ってからずっと何か応援できることはないか? 何か協力できることはないか?と言ってのよ・・」

 つまり、前回、尾道ロケの話をしたとき「これはあなたの故郷で撮るべき作品です」と指摘されたあと。監督は僕のことを案じて、応援する方法はないか? 考えてくれていたのだ・・・。

 初対面に近い僕のことを心配してくれていたのだ。いや、あのときも、厳しい指摘の中にもの凄い優しさを感じた。
 映画監督として、どんなことがあっても捨ててはいけないこと。やらねばならないことを教えて頂いた。

 でも、その後もずっと心配して頂いていたとは知らず、胸が詰まる。メイキングの依頼も単に仕事をくれたということではない。

 大林組の現場を経験することで、何か掴んでほしい。プラスにしてほしいという監督からの応援なのだ・・・。(つづく)


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巨匠との再会Ⅱ /2003年10月29日 [第10章 メイキング監督篇]

 大林監督は「ストロベリー」のことも気にかけてくれていた。あれから、故郷・田辺を訪ねたこと。前回の宿題の結果を報告する。

 例の頭がおかしいと思われそうな話。町を歩くと夏美やマキと何度もすれ違った話。夕陽を見つめていて、「これが私の夕陽だよ」と理沙が囁いた話をした。

 監督は笑うどころか、物凄く優しい笑顔で頷く。

 「そうだね。そんなことを感じることが大切だね。そう思える場所で映画は撮るべきですよ・・」

 前回言われた「感じるもの」というのは、やはりそういうことだったのか・・と思えた。

 風景の美しさとか、ロケのし易さ、交通の便、時間や経費の削減ではなく、作家が強い何かを感じる場所で、撮影することが大切だということだ。
 苦しくても、やはり故郷・田辺で撮影せねば!

 でも、その前にメイキングはとても重大で、大変そうだけど、果たして僕にこなせるか? 不安だけど、期待に応えられるようがんらねば! (つづく!)


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巨匠との再会 /2003年10月29日 [第10章 メイキング監督篇]

  昨日、大林監督の事務所に行ってきた。あのとき以来お会いする監督が、笑顔で迎えてくれた。

 「太田君に今回の件を頼みたくて、大捜索しましたよ・・」

 と、いうのも、僕の連絡先が分からず、いろんな人に連絡。先輩を見付け、彼から僕に何度も連絡して、ようやく捕まえたということ。

 事情が分かると、・・・何でそんな苦労までして、僕なんかにメイキングを依頼してくれるのか・・余計に恐縮・・。

 おまけに担当するメイキング映像撮影は、DVD特典ようの記録というだけでない。本編にも使う映像を撮るのも目的のひとつとの説明。
 かなり重大な任務であること分かり、さらにビビってしまう・・・。(つづく)


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驚愕の展開 2003年10月27日 [第10章 メイキング監督篇]

 「ストロベリーフィールズ」への道が閉ざされた状態で、日々を送っている。

 「諦めなければ夢は叶う」そう信じているが、厳しい現実を前にしてめげそうなこともある。が、意外な展開があった!

 昨日、1本の電話がかかる。先輩監督からだ。

 「大林監督の事務所に、すぐ電話しろ!」

 そういう内容。何だろう? ドキドキしながら、連絡する。

 今、監督は次回作に向けて準備中なのだけど、その作品のドキュメンタリー、つまりメイキングを「太田君に頼みたい」と言っておられるとのこと! 

 「1度、事務所の方に来てもらえませんか?」という話だった。

 ギョエーーーーーーーーーーーーーー! あの巨匠の新作のメイキングを僕があーーーーーーーーー担当するのぉかあーーーーーーーーー!

(つづく)

 


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