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第六章 理沙を探せ!篇 ブログトップ

主人公が皆、美少女の理由? Ⅴ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 国でいえば、アメリカ。この国を舞台にすることで、世界中の人が見易くなる。

 これはアメリカ映画が力を持っていて、各国で見られているという背景もある。が、アメリカは他民族国家。さまざまな人種や民族が共に暮す。いろんな習慣を持つ人が生活する国。

 だから、「どんな人たちが見ても、分かり易いドラマ作りを心がけている」という点も大きい。また、アメリカという国の情報がどこよりも多く、グローバル・スタンダードになっていることもある。

 もし、観客がよく知らない国を舞台にすると、その町の紹介から始めねばならない。でも、アメリカなら、いきなり物語からスタートできる。
 より多くの人が「ドラマを見易くなる」という公式が存在するのだ。つまり、とっつきやすい!

 キャラクターでいえば、二枚目や美女が主役のドラマがそれに当て嵌まる。

 そんな訳で「ストロベリ−フィールズ」の主人公4人は皆、美形とした。これにより4人それぞれの視点で、物語を見てもらえる。

 夏美、マキ、理沙、美香のそれぞれの悲しみを、自分のものとして感じてもらえるはず。ただ、ある友人からこう言われた。

 「本当は、美少女趣味なだけだろ?」

 そうではないので念のため!

<つづく>


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主人公がみな、美少女の理由? Ⅳ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 これには人の「心理メカニズム」が関係している。ドラマを見るとき観客は自分に近いキャラに感情移入する。が、一番感情移入しやすいのは美形や二枚目。

 眼鏡やデブより、美形キャラの視点で物語を見てしまう。美しいというより拒否感が少ないのだ。
 
 これは昔からドラマの主人公が2枚目であり、美女だったので、それに慣れてしまっているというせいもある。が、あまりに強い個性を心理的に拒否してしまうということもある。

 同じ事はドラマの舞台にも言える。大阪や名古屋が舞台のドラマより、東京の方が見易い。自分が住んでなくても、その方が見易い。

 もちろん個性的な主人公のドラマがあるように、地方の個性を生かしたドラマもあるが、基本は東京が素直に見れる。

 逆にいうと、個性があまり強くなくて、整備された美しい町が受け入れ易い。人間の場合も同じことがいえる・・。

<つづく>


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主人公がみな、美少女の理由? Ⅲ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」は、4人の少女全員が主人公。主役の夏美のためだけの物語ではない。

 マキも、理沙も、美香もそれぞれの人生を背負っている。夏美を引き立てるためのキャラではない。

 ドラマの世界ではよく、主人公をいじめるキャラ。助けるキャラ。影響を与えるキャラと分けられる。主人公に共感し、応援したくなるために他の人物が設定される。

 でも、本来、人というのはプラスとマイナスを与え合うもの。それぞれが傷つき、或いは助けられて生きて行く。現実の中で親友、ライバル、理解者、いじめっ子と、別々にキャラは設定されない。

 そんなリアルな人間模様を見せながら、同時にそれぞれの視点でドラマが見られる構成はできないか? そう考えると、先の方法論が有効だと思えた・・。

<つづく>


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主人公がみな、美少女の理由? Ⅱ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 二枚目のために、美女のために、他の人たちの人生があるのではない。

 眼鏡には眼鏡。デブにはデブの人生があるのに、ドラマの中では主役のために彼らは存在している。

 何か違う・・・。 

 何度か、デブや眼鏡スポットを当て、彼らの人生を引き出すシナリオを書いてみた。が、そうすると物語が進みにくくなる。

 観客が共感しにくいのだ。やはり、観客は二枚目や美女の目で物語を見てしまう。いろんな手を使えば成立させられるのだが、ドラマ世界の中で「新しい価値観」を実践するのはむずかしい。

 が、それを逆手に取る方法論を考えた。今回の「ストロベリーフィールズ」は4人の女子高生の話。4人全員が主人公。

 例えば、これをキャラ分けのために定番にする。主役以外の3人をデブ、眼鏡、チビとなる。

 すると美形の主人公の視点でしか、ドラマを見てもらえない。それぞれの視点で見られる物語にするのがテーマなのに、それができない。

 それなら全員を美形にするとどうか? もちろん、違ったタイプの美形を選ぶのだが、それによって観客は4人全員に共感できるのではないか?

<つづく>


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主人公がみな、美少女の理由? 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」いちご4人娘。ようやく、3人までが決まった。

 皆、可愛く、魅力的!

 だが、最初の頃。スタッフから、こう言われていた。

 「4人ということは、キャスティングは1人が美少女。あとはデブ、チビ、眼鏡、ノッポというふうにして個性をつけるんですよね?」

 確かに、それが定番である。

 「スイングガールズ」でも「シコふんじゃった!」でも、そのパターン。青春ものはそうやって個性をつけ、差別化をする。

 でも、今回は違うと思えていた。昔から思う事だが、ドラマの中の世界は2枚目の主人公を引き立たすために、醜男やデブ、眼鏡というキャラを作っているように思える。

 それらのキャラを使えば、簡単に個性を分けて表現することはできる。が、それでいいのか?と長年思えていた・・・。

<つづく>


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ウルトラCでシナリオ改稿!Ⅱ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」の地元でオーディション。その中に演技力のある子がいれば、出演してもらう。

 話がそんなふうに進んだときに、気付いた。それならポン太や鮭山先生も地元で探せないか? そうすれば、この2人の役を復活させられる。

 だが、問題は本来の役に戻すと、かなり演技力が要求される。だから、シナリオ上で、ある程度の演技経験があればできる役に直せば、2人を復活できるのである。

 そもそも物語に必要なポン太と鮭山先生を切ったことで、物語が壊れだした。

 不必要だから切ったのではない。クランクイン直前にあるスポンサーが出資しなくなったことで、製作費が足りなくなった。それに対処するためにカットしたのだ。

 2人分の俳優のギャラ、交通費、食費、宿泊費。それの経費を削減できる。そういう発想。なら、経費がかからない俳優を、地元で見つけることができればカットしなくていいのだ!

 以上の点を総合的に考えて、シナリオをリライト中。これで本来の「ストロベリーフィールズ」の世界に戻るはずだ!

<つづく> 


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ウルトラCでシナリオ改稿! 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 シナリオ直しの件。自分でも驚くようなリライト中。

 まず、佐津川愛美に決まった夏美役を、かなり変更して本人に近づける。これは絶対に必要!佐津川の魅力を引き出すことで、映画自体がよくなるはずだ。

 さらに、カットしたポン太と鮭山先生も復活させる。それにより鉄男とポン太の友情部分も蘇らせた。

 「製作費が足りなくなったから、登場人物を減らしたんでしょう? それでは元も子もない!」と言われそうだが、ウルトラCを考えた!

 現在、夏美たちのクラスメート役(セリフ有り)としても、地元の現役高校生に出てもらうことを考えている。

 いずれにしてもエキストラとして、地元の方々には出て頂かねばならない。なので、ロケ地・田辺でオーディションをして、何人かの出演者を探そうというのだ!

<つづく>


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「ストロベリーフィールズ」キャスティング現状 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]


夏美・・・・佐津川愛美

マキ・・・・谷村美月

理沙・・・・芳賀優里亜!!!!!

美香・・・・(学級委員。面倒見がいい。でも、友達がいない)

鉄男・・・・(元不良。今はお寺で修行中。マキ、夏美の兄貴分)

春美・・・・・三船美佳


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理沙役決定! 2005/8/30 [第六章 理沙を探せ!篇]

 その言葉の中にも、芳賀の価値観がいっぱい出ていた。

 やはり理沙だ。その後、「555」のロケの話を聞いたりした。が、もう、面接というより、「555」ファンの会話。すでに確信を得ていた。

 様々な会話から芳賀優里亜という17歳の女優は、大人っぽくて、しっかりしているように見えるが、寂しがり屋で繊細。

 でも、芯が強く、弱音をはかず、立ち続けようとする「強さ」があると感じた。 それこそが理沙と同じ資質。

 先に感じた閃きは正解だった。のちほど、事務所にその旨連絡。こうして理沙役は芳賀優里亜と決定。

 こうして芳賀にとって理沙としての戦いが、ここから始まる!

<つづく>


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理沙と優里亜 2005/8/30 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「芳賀さん。主人公4人の内で一番自分に似ているのは、誰だと思う?」

 僕はそう聞いた。

 「そうですね。私は夏美とマキを足したような感じ、だと思うんですけど・・」

 理沙役で面接しているのに、夏美とマキというところが正直。が、少し話をすると、彼女の中に理沙の資質があることが感じられた。

 芳賀は語る。

 「最近、一番嬉しかったのは『仮面ライダー555』の映画版の試写会に来てくれた子供が、『オルフェノクも悪い人たちじゃないだね?』と言ってくれたことです。
 こんな小さい子がちゃんと、テーマを分かってくれたが嬉しいかったです!」
 
(つづく)


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芳賀優里亜登場Ⅲ 2005/8/30 [第六章 理沙を探せ!篇]

 基本的に俳優は「性格」がダブらなければ、その役を演じられないと思う。

 強さのない子に強い役は演じられないし、もろさのない子にもろい役はできない。

 別人を演じるのが俳優だという考え方もあるが、僕は「ないものは出ない」と考える。

 芳賀優里亜は、理沙と共通する考え方や性格を持っているか?

 すでに僕の中では「彼女しかいない!」と思えているのだが、検算をするように、それを確かめようと思う。

 芳賀に質問した・・・。

<つづ>


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芳賀優里亜登場Ⅱ  2005/8/30 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「芳賀さん。あなたに決めました! もう、お帰り頂いてもいいです」

 と言ってもいいくらいだったが、それでは本人も戸惑う。

 それに、僕の直感が当たってないかもしれない。話を聞いた上で判断したのではなく、「この子だ!」と感じただけだ。やはり、お話をしなければ・・。

 応接室のソフアーに向い合って座った。芳賀優里亜は、写真とはかなりイメージが違った。10代の女の子は日に日に変化する。

 写真を撮って数ヶ月でも別人となる。実際、写真よりかなり大人っぽく、髪も長かった。まさに理沙スタイル! 不安だった問題が解決。

 あの写真だけ見て判断していたら、大失敗するところだった。直感を信じたのが正解。

 あとは本人の性格と考え方である・・。

<つづく>


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「仮面ライダー555」2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 昔の「仮面ライダー」は悪の組織ショッカーが世界征服を企んでいた。それを主人公の本郷猛や一文字隼人がライダーに変身して戦い、世界の平和を守る。という分かり易いものだった。

 なのに平成の「仮面ライダー555」は、大人向けのテレビドラマでも扱わない高度な内容。安易な勧善懲悪ものを作り続けるハリウッド映画では、あり得ない表現の連続。複雑多様な現代社会が反映されている。

 単に戦うだけではなく、その目的、意味。相手の立場や思いがクローズアップ。敵であるオルフェノクにもいい奴がいて、事情がある。味方にもワルがいる。

 オルフェノクがライダーに変身? 「そんなのあり?」という意外な展開。悲しみがあり、怒りがあり、友情や絆があり、感動がある。

 たぶん、これまでのヒーローものしか知らない大人たちが見ると、着いて行けないだろう。むしろ、固定観念のない、現代を生きる子供たちの方が理解できるはず。

 そんなドラマのヒロイン・マリが、芳賀優里亜である!

<つづく>


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芳賀優里亜と「555」 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 話は前後する。芳賀優里亜と会う前にと、「仮面ライダー555(ファイズ)」のビデオを借りて来た。

 僕は完全に「仮面ライダー」世代。藤岡弘、演じるライダー1号からオンタイムで見ている。

 子供の頃には「V3」「X」「アマゾン」「ストロンガー」まで見たが、復活した「ブラック」等はさすがに見ていない。

 それがホラードラマを監督したときに、出てくれた弓削君が「仮面ライダー龍騎」に出ていたので、初めて新シリーズを見た。

 これが意外に面白い。もはや、「仮面ライダー」ではないが、かなり高度なドラマである。

 すると、友人から今やっている「555」もなかなかいいよ!と言われて、何度か見た。が、最後まで見てなかったので、レンタルビデオを借りて来た。

 現在、8巻。ついにデルタが登場した。まだ、カイザーの謎も解明されてないのに、もう「どうなるの!」の連続。

 僕のような旧シリーズの「仮面ライダー」を見ていた世代からすると、「凄い!」としかいいようがない!

<つづく>


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芳賀優里亜登場 2005/8/30 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」理沙役の面接がスタート。候補の俳優に次々と会う。

 皆、なるほどと思えた。どの子を選んでも理沙を演じることができるだろう。さて、いよいよ、芳賀優里亜である。

 8月30日(火)午後1時。マネージャーさんに連れられて、彼女が製作会社にやってきた。

 スタッフが「こちらが監督の太田・・・」と紹介する前、芳賀がドアから入って来た瞬間。思った。

 「理沙だ! この子で行ける・・・決まりだ!」

 本物の(?)理沙が事務所に来たのかと思えるくらい。同時に、単に可愛い子という存在を越えた魅力が溢れている。

 女優としても、理沙役としてもいい・・理屈ではない感銘を受けた・・。

 (つづく)


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「仮面ライダー555」のマリ?Ⅱ  2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 
 「555」を見ろ!絶対におもしろいぞ!

 と勧めてくれた友人にも電話して、意見を聞いた。同じことを言われる。


「『555』のマリって、おきゃんで、行動的で、じゃじゃ馬で、君のいう理沙のタイプではないと思うけど・・・」
 
 しかし、あれから数年。中学生だった芳賀は高校生。変わっているかもしれない。それにロングヘヤーでなくても、理沙を演じることは出来るのではないか? 

 「愛と誠」の高原由紀もロングではない。そんなことをずっと考えていた。自分で決めた条件を満たしていないのに、なぜ、ここまで気になるのか?
 
 それに対して、すでに候補として残っている女優たちはロングヘヤー、演技力あり、舞台等の経験もある。

 彼女らの写真は見るからに、青い炎の理沙である。こうなれば面接だ! 最終まで残った候補たちと共に、順番に会うことにした・・。

<つづく>


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「仮面ライダー555」のマリ? 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「仮面ライダー555」は見ていた!あれはホント面白い。子供番組とは思えない出来だ。

 ってことは、このプロフィールの子はヒロインのマリなのか!? 年齢を見ると17歳。マリってもっと年上だろう?
 
 調べると「555」は芳賀優里亜が、中学生のときの作品。だから、今、ようやく17歳なのだ。なるほど・・。
 
 それはさて置き、芳賀優里亜には惹かれるものがある。もちろん、息を飲む可愛さがあるのだが、それだけではない何かを感じた。

 この子が「ストロベリーフィールズ」の理沙を演じると、どうなるか? 考えた。

 理沙のイメージはロングヘヤー。でも、写真の芳賀はロングではない。演技力も、まだ分からない 「555」のマリと理沙とはかなりキャラが違う。
 
 さらにマイナス材料として、理沙は美形であり、可愛いタイプではない。

 主役の夏美が可愛いタイプなので、それとダブってもいけない。大人っぽさが重要だ。それらを写真の芳賀は、満たしてはいない。

 なのに、もの凄く惹かれる。その日、プロフィールを自宅に持ち帰り、何度も写真を見て理沙をイメージ。書かれている趣味や作品歴を読みなおした・・・。

<つづく>


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出演作「害虫」「どこまでも行こう」  2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 この業界で仕事をしていると、可愛い子にはたくさん会う。羨ましがる友人もいるが、マイナス面も多い。

 可愛い子ばかり見ていると感覚が麻痺してきて、少しくらい可愛くても感動できなくなる。可愛い=中身なし。のような子も多い。

 そして「可愛さとは何だ?」とさえ思えて来て、誰を見ても可愛いと思えなくなる。それはかなり淋しい・・・。
 
 だが、その芳賀優里亜という子の写真は、本当に可愛かった。

 中学生時代にアイドルのグラビアを見て、ときめいた気持ちを思い出した。もう、何十年も忘れていた感覚だ。

 といってタイプという訳ではない。だから、余計に気になった。この子は何者なのか? 作品歴を見る。

 「害虫」「どこまでも行こう」そして「仮面ライダー555」。
 
 えっ? 「555(ファイズ)」

(つづく)


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光輝くプロフィール?  2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 映画「ストロベリーフィールズ」の理沙役が3人にまで絞られた。  ある日、製作会社に行くと、理沙のプロフィールが置かれたデスクの上。見慣れない書類が置かれていた。

 遅れて届くものもあるので、誰かが置いてくれたのだろう。

 プロフィールであることは遠目にもすぐ分かるが、とても気になった。何か光りを放っているような感じ。

 そんなバカな!と思いながら、まっすぐにデスクに歩みより、手に取る。

 やはり、今までに見ていないものだ。顔写真を見る。心がときめくほど可愛い。そんなふうに思えるのは何年ぶりか? 

 一体、この女優は誰なんだ? 

 名前の欄を見ると、そこには「芳賀優里亜」と書かれていた・・。

(つづく)


タグ:芳賀優里亜
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理沙役の条件Ⅲ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 成績や友達のことで悩んでいる女子高校生も、卒業すれば彼氏や就職のことに関心が移る。高校時代の思いを持てと言われても、むずかしいはずだ。

 何より、僕の演出は演技をさせるというより、その俳優が持つ根源的な思いを引き出すことを重要視する。

 それによって、本物の感動や生き様を描くのである。だから、本物の10代にこだわった。

 でも、他に上げた条件を含めて、それらをクリアーする女優が果たしているだろうか? 
 
 すでに選んだ夏美役とマキ役は、佐津川愛美と谷村美月。どちらもかなりいい。演技力もずば抜けている。その2人に劣る子は選びたくない。

 が、それはかなり高いレベルとなる・・・。

<つづく>


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理沙の条件Ⅱ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 よく、高校生もののドラマは20才過ぎの女優に制服を着せ、演じさせることが多い。

 でも、業界的にはそれなりの理由がある。知名度のある子を使いたいが、デビューした10代ですぐにブレイクというのは少ない。

 ある程度の知名度が上がる頃には皆、20才を越えている。さらに10代で演技力のある子は非常に少ない。

 経験を積んでやはり、20才を過ぎるころにそれなりの力ができてくる。

 が、それが嫌だった。いい歳の姉ちゃんが制服着て演じているのを見ると、コスプレか?と思える。みずみずしくない。キャバクラの姉ちゃんのように感じる。

 今回の「ストロベリーフィールズ」では、それだけはしたくない。

 どうも、女の子というのは18歳を越えると、別の生物になってしまうのではないか?

 少女が女になり、妻になり、母になるように、成長によって、全く別の存在になってしまうのが女性ではないか?

<つづく>


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理沙役の条件 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 理沙役を選ぶ基準。まず、芝居ができること。

 それも台詞のない場面での雰囲気、間の取り方がうまくなくてはならない。台詞をうまく話す以上に難しい部分だ。

 ルックスの部分は先に上げたが、背は高い方がいい。180センチとかは必要ないが、165センチくらいあると理沙らしい存在感が出るだろう。

 それと何よりも知的な感じが必要。賢そうに見えねばならない。あと、他のいちご娘3人とのバランス。あまりにも似ている子が候補にいると、観客が混乱する。

 そして10代であること。今回は高校生の哀しさを描くことが大切。20才を過ぎて、高校時代の気持ちを忘れてしまった子だと演じる事はできないと思える。

(つづく)


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理沙の名前 2005/08/ [第六章 理沙を探せ!篇]

 理沙はお金持ちのお嬢様。美形で背が高く、勉強もスポーツもできる。心理学に興味があり、フロイトがお気に入り。

 誰にも心を許さない。取り巻きを使ってイジメをする影番。でも、本当は寂しがり屋。
 
 見た目のイメージだが、最初はモーニング娘。の後藤真希のような感じを考えていた。が、「真希」はすでに「マキ」がいる。

 そこで安易に「後藤」繋がりで、当時CMで活躍していた後藤理沙を思い出し、「理沙」を考える。第1候補だ。
 
 「由紀」はどうか?「愛と誠」の女番長「高原由紀」から来ている。でも、「ユキ」というと、詩でも作っている繊細な少女と感じがする。 個人的な思いだが。

 何か不良性と共に、高貴なイメージのある名前はないか? シナリオのト書きにある名前を見るだけで、それらを感じさせたい。

 「エースをねらえ!」のお蝶夫人のような雰囲気。本名は「竜崎麗香」。「麗香」もなかなかいい。でも、「レイカ」というのは声に出して言いにくい。
 
 僕が20才の頃、横浜銀蝿が大人気だった。今やベテラン俳優の杉本哲太も実は銀蠅ファミリーの弟分・紅麗威甦のメンバー。他にも妹分で、女性ボーカリストもいた。

 漢字の名前は忘れたが「リサ」という。「ロックンロール恋占い」というヒット曲。姉さん的な感じで、高原由紀の雰囲気があった。
 
 ここで先の「理沙」と繋がる。後藤真希的な雰囲気と「リサ」を連想させる「理沙」これがいいなと思える。理沙はそんなイメージで名付けた。

<つづく>
 


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理沙を探せⅡ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

  本来なら応募者全員と会った方がいいのだけど、何百人という俳優と会わねばならず、膨大な時間がかかる。

 だから、最初にプロフィールを見て絞り込む。

 選ぶ方も真剣だが、選ばれる俳優側も真剣。役を勝ち取るのは戦い。どんな小さな役でも選ばれるのは本当に大変。

 皆、必死なので、一番可愛く撮れた写真を貼ってくる。 本人に会うと、「実物と全然違うだろう!」ということも多い。

 逆に写真写りはよくないが、実物は魅力的ということもある。その辺も考えて選ばねばならない。

 理沙役は数百のプロフィールから、いきなり10数人に絞った。その中からさらに、3人を選んだ・・。

<つづく>


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理沙を探せ! 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」の製作を公表したとき、俳優や事務所から膨大な数のプロフィールが送られてきた。今もまだどんどん届く。

  そこには顔写真、全身の写真が貼られ。生年月日、身長、体重、3サイズ、趣味、特技、過去に出演した作品などなどが書かれている。
 
 一般オーディションなら、もの凄い数のプロフィールが送られて来る。が、今回はプロのみに限定。
 なのにグラビアにバンバン出ているあの巨乳アイドルから、テレビ映画で活躍するあの子まで、希望者が殺到。
 
 若手女優のプロフィールが、製作会社のデスクに高く積み上げられる。それをスタッフと共に役別に分けた。夏美は夏美、マキはマキ、美香は美香。理沙は理沙。

 すでに夏美とマキは決まっているので、ここしばらくは理沙を希望する女優のものを、ひとつひとつ丁寧に見直している・・・。

<つづく>


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理沙というキャラⅢ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 そして、シナリオでもすでに彼女を主人公にした「一文字紗耶香シリーズ」というのを何本も書いてある。いずれは映画化したい。

 ヒロインの紗耶香は心理学を勉強した探偵だが、日頃はバーで飲んだくれている。でも、難事件が持ち込まれると、見事な推理で真実を暴き出す。

 しかし、見つけた真実によって、ハッピーエンドは迎えられない。「お前が犯人だ!」ですっきりと終わることもない。結末はあまりにも重く、厳しい現実と対峙することになるという物語。

 その探偵・紗耶香の若き日の姿というのが、理沙のイメージなのである。なので、彼女もフロイトをこよなく愛し、心理学に惹かれているという設定。
 頭脳優秀だが、孤独。心を閉ざして、他人を拒否して生きている。その辺は紗耶香そのもの。

 そんな設定の理沙。一体、誰なら演じることができるだろうか? 17歳だが大人っぽくて美形、理知的、上品。影がある。謎がある。

 冷たそうだが、青く燃える炎を心に秘めている。女優は数々いれど、この役を演じられる子も、そう多くないと思えた・・。

(つづく)


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理沙というキャラⅡ「愛と誠」 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 僕と同世代の人なら、誰もが知っている一世を風靡した劇画!

 「愛と誠」

 その第2部の舞台は、「悪の花園」と呼ばれる不良ばかりの高校。

 そこに高原由紀という女子高生が出てくる。美形で、成績優秀、スポーツ万能。

 それでいて不良たちを仕切るリーダーで、おまけにナイフ投げの名手という凄いキャラ。その彼女のイメージが、理沙のベースの一部となっている。

 でも、もっとも、影響がある・・というより、理沙のルーツは自作のキャラにある。

 「ストロベリーフィールズ」の脚本を書くきっけとなった僕の小説「救世主ケイン」(未発売)

 酒鬼薔薇聖斗事件や宮崎勤事件を思わす、子供ばかりを傷つける異常犯罪を解き明かして行く、サイコミステリーだ。

(とても「ストロベリーフィールズ」を書いた人と同一人物とは思えない!内容と言われるが、テーマでつながっている。この作品を書かなければ「ストロベリー」は、生まれて来なかった)

 その探偵役として登場するのが、一文字紗耶香という20代後半の女性。僕が書いたシナリオ&小説の中で、最も気に入っているキャラである。

<つづく>


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理沙というキャラ 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 「ストロベリーフィールズ」には4人の主人公がいる。

 内向的な夏美。

 暴れてばかりいるマキ。

 学級委員の美香。

 そして、優等生だが、実は影番で取り巻きを操る理沙。

 一番派手な性格をしたマキは、赤い炎のイメージ。

 それに対して冷い青い炎が、理沙だ・・・。

 そんな理沙。6年前の脚本執筆時、イメージを作るに当たって影響を受けたキャラがある。それは・・・。

<つづく>


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シナリオを大幅にリライト 2005/8 [第六章 理沙を探せ!篇]

 前回のシナリオ改稿で出てしまった問題点、大幅な手直しを始める。
 
 今のままでは、本来の「ストロベリーフィールズ」ではないとさえ思える。予算が減ったことの穴埋めのために、経済的にストーリーをねじ曲げた形。

 当初はうまく縮小できたと思ったが、やはり「10ページ切ってほしい」と言われた要望に応えて、物理的に短くし辻褄が合わせをしただけだ・・・。

 時間が経つにつれ、そのことがより明確化して来る。といって予算が増えた訳ではないので、ページ数や内容を増やすことはできない。スリム化したまま、本来の「ストロベリー」感を取り戻すのだ。

 さらに夏美キャラを直し、佐津川の魅力を持ち込む。そのことで、よりよい形にしたい・・・。

<つづく>


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