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映画界の底辺 /2003年9月10日Ⅱ [第7章 東京・死闘篇]

 ある会社では毎日3時間睡眠で撮影。2ヶ月以上働いても、1ヶ月しか暮らせない額のギャラしか出なかった・・。

 別の会社ではこんなことがあった。ほとんどの準備が終わり、撮影を5日後に控えていたとき。会社からこう言ってきた。

 「企画変更! 別の話で行きます。シナリオも新たに書いてほしい。でも、撮影は予定日にスタートするように!」

 そんなことを平気で言って来るスポンサーがいた。つまり、5日間でスポンサーが指定する別の物語のシナリオを書き、予定通りに撮影を始めろというのだ。

 そこまでかかった準備と費用が全て無駄になる。新たな準備。シナリオ、ロケハン、小道具集めにも費用と時間がかかる。なのに、追加費用はなし。時間も与えないというのだ。

 スタッフからは「もう、やめましょう。常識を越えている」という声も上がったが、これもチャンス。完成させようと、限界に挑んだ。完成しただけでも奇跡だったが、プロデュサーはこういう。
 
 「これじゃあ。ダメだなあ〜」

 そう無神経にいい放つ。死んでもらおうかと思ったこともあった・・。(つづく)

 


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